今回は、子供と行った彫刻の森美術館についてご紹介します。
子供が楽しめる場所、1歳~2歳の子供が楽しめるか、休憩する場所などについて、書いています。
(※ご参考程度に、我が子が楽しんでいた度合いを〇や◎で表しています。)
彫刻の森美術館とは?
昨年8月に開館50周年を迎えた歴史ある美術館。(国内初の野外展示美術館)
7万㎡の庭園の中に、近・現代を代表する彫刻家の作品約120点が常設展示されています。
最大の魅力は、野外展示。
大きい!
背の小さな子供の目には、大人以上に迫力のある作品に映るはずです。
走ってもOK!
多少大きな声を出してもOK!
美術館へ子供を連れていくのを敬遠する理由に、騒いでしまったら、走ってしまったら…ということがあると思いますが、野外であればその心配も不要。
親も子供ものびのびと美術品を楽しむことができます。
中へ入ってみよう!
全体図はこんな感じです。
<公式HPより>
入口を抜けて歩いていくと、横たわる大きな顔があります。
1.しゃぼん玉のお城
1歳娘〇 2歳息子◎
円形広場を抜けると見えてくるのが、しゃぼん玉のお城です。
外観は半透明で、泡が重なっているようなユニークなデザイン。
中は、所々で繋がっていて、上へ下への迷路のようになっています。
●靴下を脱いで遊ぶこと。
●6歳未満と6歳以上の子供で遊ぶスペースが2つに分かれている。
安全に遊べるよう、上記2点が決められていました。
動きたくてたまらない1歳児も入れてみると…、
まだ歩けないですが、ハイハイで動けるスペースを行ったり来たりしてとても楽しそうでした。
2.ネットの森
1歳娘〇 2歳息子〇
しゃぼん玉のお城から先へ行くと、ネットの森があります。
木材が積み上げられているような外観。
中は、カラフルなネットで大きなハンモックのようになっています。
中央のネット内の他に、ネットからぶらさがる球、床上のドーナツ型置物で遊ぶことができます。
ネットの最上部は、こんな感じになっているそう。
上にのぼった子供にだけ見える風景ですね(大人はネット遊びNG)
2歳息子は、ネットからぶらさがる球でとても楽しそうに遊んでいました。腕力があまり無いためすぐに落ちますが、落ちそうになるのがまた楽しいようです。
ネットは少し難しそうだったものの、徐々にコツをつかんで何度か最上部まで登っていました。
外からは中がよく見えず、最上部にいる息子はこう見えました。
中からは、外がどう見えるんでしょう…。
1歳娘は、床にあるドーナツ型の置物で楽しめました。
ドーナツをまたいで中に入り、またいで出るというだけでも面白いらしく、大興奮で動き回っていました。
(走り回っている大きなお子さんもいたので、1歳くらいの子供は目を離さない方が安全に感じます。)
カフェで休憩☕
たっぷり遊んだ後は、ネットの森→森のアトリエ→ピカソ館と歩いていき、緑陰ギャラリーへ行きました。
1階がカフェスペース、2階がギャラリーの建物です。
(昨年秋に伺った際は、ギャラリーは封鎖されてカフェのみ営業していました。)
白く清潔感のあるスペースで、しばし休憩。
メニューは、珈琲を中心としたドリンクと、軽食があり、15:30頃の店内ではほとんどの方がマフィンを召し上がっていました。
3.目玉焼きのオブジェ
1歳娘○ 2歳息子○
カフェを出て、出口の方へ向かって歩くと、目玉焼きのベンチが置いてあります。
1歳娘は楽しそうに目玉焼きの上をハイハイしていました。
息子は昼寝をしていて遊びませんでしたが、卵大好きな彼が起きていたら、きっとこの上で楽しく歩きまわったと思います。
まとめ
今回、私たちは午後2時過ぎから閉館の午後5時まで滞在しました。
子供たちが楽しんで遊んでいたため、彫刻や他の場所を見る時間はほとんどなく、あっという間に時間が過ぎました。
我が家の1・2歳の子供が楽しんでいたのは、
しゃぼん玉のお城
ネットの森
目玉焼きのオブジェ
の3つ。回った箇所すべてで楽しめていました。
正直、こんなに子供たちが楽しめる場所だと思っておらず、他の美術館との違いに驚きました。全体的に、もう少し年齢が上のお子さんの方が適齢の遊具もありますが、1~2歳でも本人たちはとても楽しんでいたようです。
いかがでしたか?
親子で楽しみながら芸術鑑賞ができる美術館、箱根に足を運ばれた際のご参考になれたら嬉しいです。